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渡辺貞夫 with ケニー・ギャレット at シンフォニーホール 

行ってきました、ザ・シンフォニーホール!
まあとにかく素晴らしい内容でした!
正直お気に入りのケニー・ギャレットが観られるからという軽い気持ちで行ったのですが、蓋を開けてみるとどストレートなビバップナンバーのオンパレード!
昨日の日記で4ビートを吹くケニーが聴きたいなあ、と書いたばかりだったところにこの展開は嬉しすぎます。
しかもケニーは1曲目から最後までフル出場!たまりません(感涙)

そして何よりもケニーのサックスが存分に堪能できたことがよかったです。
何せビバップを吹くケニーなんてそうそうお目にかかれるものではないですよ。
ケニーがリーダーのバンドではまず演奏しないでしょうし。
しかしアドリブ命のビバップという音楽は、サックス奏者としてのケニーの凄さをより鮮明に浮き彫りにしていました。
ドナリーだろうがテンポ300超だろうが関係なし。とにかく吹いて吹いて吹きまくる!
それも強烈な個性を放つ存在感のあるあの音色で。
ある意味ケニー自身のバンドよりもサックス的には堪能できたかもしれません。
まったくいいものを観させてもらいました。

・・・と、ここまでナベサダについて触れていませんが、今回1番衝撃だったのが、ナベサダの怪物っぷりでした。
76歳ですよ!?76歳!!
孫もいるようなおじいちゃんが、ドナリーやホットハウスをご無体な殺人高速テンポで吹きまくるものだからぶっとびました。
私はそれまでナベサダを生で見たことがなく、ビバップがルーツにあるとは知っていたものの、フュージョンのイメージからおとなしめな印象を持っていました。
いやいや百聞は一見に如かず、先入観ってのはアテになりませんね。
ナベサダさん、生粋のバッパーでした!
今回の演奏曲ではどれも水を得た魚のように生き生きと吹いておられたナベサダさん。
76歳でここまで吹きまくれる、しかもあのケニーギャレットに対抗できる奏者なんて世界中見回してもほとんど居ないんじゃないでしょうか。

フレーズはアグレッシブなケニー・ギャレットにくらべて王道な感じですが、音色に張りがあってなかなか迫力がありました。
ケニー・ギャレットのモンスターっぷりは既によく知っていましたが、ナベサダさんも特に年齢を考慮すればそれに勝るとも劣らない怪物でした。

いやいや、今日はツインアルトの共演、本当に楽しませていただきました。
明日は東京ですが、関東方面の方も是非楽しんできてください。

セットリスト

1st

  1. Tad's Delight
  2. Tad’s Delight
  3. Star Eyes
  4. 3 10 Blues
  5. バラードメドレー
    1. Deep in Dream
    2. Emily
    3. Body and Soul
  6. ???
  7. Donna lee

2nd
  1. Groovin’ High
  2. All The Things You Are
  3. Moose the Mooche
  4. バラードメドレー
    1. A Nightingale Sang In Berkely Square
    2. ???
    3. I’m With You
  5. Lopin’
  6. Hot House

  • アンコール
    1. The Christmas Song
    2. Bye Bye Blackbird

コメント

good one!

yamarkeyさん、こんにちは。

文章から、エキサイトメントが伝わってきますねぇ。

ケニーは、観客を乗せるのが凄くうまいと思います。
でもナベサダさん、本当に年齢を感じさせない演奏をされますよね。
今年の夏、本当に"あっ"と思わせてくれましたから。

楽しいライブでよかったですね!

Re: good one!

>まん丸クミさん

こんにちは!

いや~ナベサダさんを見る目が180度変わりました。
確かに昔の録音でバップの演奏を聴いたことはありましたが、あの御年であの吹きっぷりは正直恐れ入りました。
ケニーに触発されてか、フラジオ音域も随所に出てくる若々しい演奏!

また観客の中には初めてケニーを観る方も多くいたようで、「あのアルト凄いな」という話し声も周りから聞こえ、ケニーファンとしても嬉しくありました。

本当行ってよかったです!

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